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熊本県

副業・兼業のメリット~従業員編~ Column

2022年01月20日

副業・兼業とは

厚生労働省では「働き方改革実行計画」(平成29年3月28日 働き方改革実現会議決定) を踏まえ、副業・兼業の普及促進を図っています。加えて、昨今のコロナ禍は、企業にとっても労働者にとっても働き方を見直す大きな機会となりました。

労働者一人ひとりが希望する働き方を実現するため、また労働力の需給バランスをとるためにも、副業・兼業は有効だと期待されています。

【副業・兼業とは】

副業・兼業とは2つ以上の仕事を掛け持つことです。

本業に比べて得られる収入や従事する時間が少ないものを「副業」、どちらの仕事も本業と呼べるような事業性の高いものを「兼業」と言います。

副業・兼業ともに多様な働き方があり、企業に雇用されるもの(正社員、パート・アルバイトなど)、自ら事業主として起業するもの、コンサルタントとして請負や委任といった形で行うものなど、その形態はさまざまです。

副業・兼業は、人生100年時代を見据えた新しいワークスタイルです。

所得の増加を見込める

本業のほかにも収入源ができるため、所得の増加が見込めます。現在の職場環境を維持したまま、本業の就業時間以外を有効に活用した働き方が可能となり、独立や起業といった将来の目標への準備も進められます。

副業や兼業によって、経験値を高めたり資格を取得したりとスキルアップを図れます。離職・転職しなくとも別の職業に就き、新しい挑戦ができるのは大きな利点です。多様な働き方は、自己実現の一歩と言えるでしょう。また、社外人脈を拡大することで、自分自身のキャリアを開発することもできます。

「副業・兼業」は、企業と労働者の双方にメリットのある新しい働き方ですので、ぜひご活用ください。